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編集部のライターたちが書き下ろした
富山での子育てに役立つ情報をまとめています

ごはん・おやつ
2024.05.03

親子で楽しむ薬膳歳時記 ~5月 皐月(さつき)~

薬膳とは、季節や自分の体調に合わせた食材をバランスよく取り入れる食事方法のこと。難しいイメージがありますが、いつもの食材や調味料を組み合わせるだけでOK! 四季折々の暮らしや食材を知ることは、子どもたちの「食育」にもつながります。親子で季節の移り変わりを楽しみましょう。

 

 

このコラムでは、薬膳料理研究家の谷口ももよさんが、年中行事や旬の食材についてやさしく解説。ビタミンDや食物繊維「βグルカン」が豊富で、免疫力アップが期待できる注目のきのこ「ハナビラタケ」を使ったレシピもご紹介します!

 

 

【森の環×はっぴーママ富山版の特別プレゼント企画を実施中!】
ハナビラタケを生産する森の環では、フリーズドライ商品「花びら茸のおみそ汁」の1週間お試しセットを、抽選で毎月10名様にプレゼントします。

このおみそ汁は1食で1日に必要なビタミンDの目安量を十分に取ることができ、忙しいママにもおすすめの一杯です。

 

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応募締め切り:5/31㈮

>>応募フォーム

 

 

●5月は「皐月」

5月の和風月名は「皐月(さつき)」といい、田植えの月という意味の「早苗月(さなえづき)」が省略されて「さつき」になったという説や、神に捧げる稲の意味がある「皐(さ)」という漢字が当てられたとする説もあります。五月晴れともいい、お天気のいい日が多い季節ですが、一方でそろそろ梅雨も近づくため、別名雨月(うげつ)ともいいます。

 

 

●端午の節句はしょうぶ湯や柏餅を

5月5日は五節句の一つ「端午の節句」があります。無病息災を祈り、しょうぶ湯につかる習わしや子孫繁栄を願う「柏餅」などを食べる風習があります。また、5月5日は夏の始まりを告げる二十四節気の一つ「立夏」でもあり、新緑が深くなる季節で、田植えのシーズンです。

 

 

●よもぎや山菜でデトックス

端午の節句には邪気払いにちまきやよもぎ餅を食べます。よもぎには血の巡り、水の代謝をよくしてデトックス効果もあり、食べるお薬です。お餅にして食べたり、お茶にしたりして楽しみましょう。
山菜も店頭に並ぶようになります。少しアクが強いものが多いですが、これらの苦みは体の老廃物を取り除く作用があると考えられています。
アスパラガスも旬です。アスパラガスに含まれるアミノ酸の一種「アスパラギン酸」は疲れ予防にも◎。ゴールデンウィークの長期休みや気温の変化で、体調や心のバランスを崩しやすい時期ですが、旬の野菜で体調を整えましょう。

 

 

【ハナビラタケを使ったおすすめレシピ】

●一汁一菜 ハナビラタケと春野菜の3色ナムル

春野菜をさっとゆでたり、さっと炒めて作り置きの副菜に。みそだれやテンメンジャン、コチュジャンをつけたらビビンパ風になり、ご飯のお供としても役立ちます。今回は赤みその甘辛だれを添えました。菜の花はもう終盤ですが、彩りに添えました。色とりどりの野菜を食べれば栄養バランスもよいですね。森の環のフリーズドライ商品「花びら茸のおみそ汁」も具沢山で、食事づくりの時短に役立つ一品です。

 

 

■材料(2人分)

ハナビラタケ 80g
酢      大さじ1
しょうゆ   小さじ1/2
砂糖     小さじ1
にんじん 1本
ごま油  大さじ1
みりん  小さじ2
塩    少々
アスパラガス 4~5本
白だし(白醤油もおすすめ) 小さじ2
菜の花  適宜
付け合わせのみそだれ(みそ大さじ2、みりん大さじ1、砂糖大さじ1)

 

 

■作り方
①ハナビラタケはさっとゆで、酢、しょうゆ、砂糖、塩で味付けて酢の物風にする。
②にんじんは細かく刻んで、ごま油、塩、みりんで炒めてきんぴら風にする。
③アスパラガスはさっとゆで、白だしにくぐらせておく。
④みそだれは、お好みのみそにみりん、砂糖を合わせ、電子レンジで1分ほど加熱して混ぜる。
⑤①、②、③を並べて盛り付け、塩ゆでした菜の花を添える。みそだれを添えて完成。ご飯と「花びら茸のおみそ汁」を組み合わせれば、一汁一菜の献立になります。

 

 

 

(はっぴーママ編集部 ママライターN)