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編集部のライターたちが
富山での子育てに役立つ
親子で楽しむ薬膳歳時記 ~11月 霜月(しもつき)~
薬膳とは、季節や自分の体調に合わせた食材をバランスよく取り入れる食事方法のこと。
難しいイメージがありますが、いつもの食材や調味料を組み合わせるだけでOK!
四季折々の暮らしや食材を知ることは、子どもたちの「食育」にもつながります。親子で季節の移り変わりを楽しみましょう。
このコラムでは、薬膳料理研究家の谷口ももよさんが、年中行事や旬の食材についてやさしく解説。
ビタミンDや食物繊維「βグルカン」が豊富で、免疫力アップが期待できる注目のきのこ「ハナビラタケ」を使ったレシピもご紹介します!
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11月は霜月(しもつき)
11月の和風月名は「霜月(しもつき)」といいます。
文字どおり「霜が降りる月」で、旧暦の11月はだいたい現在の12月にあたり、霜が降りてくる時期であることから名付けられたと考えられます。
日中はまだ暖かい日も多いですが、朝晩の寒暖差が激しく、朝は霜が降りるような寒い日も出てきます。
家族でご飯を囲む機会を
11月は、冬が始まるころとされる8日の「立冬(りっとう)」や、小雪がちらつき始めるころとされる22日の「小雪(しょうせつ)」の節目もあり、どんどん冬に向かっていきます。
11月3日の「文化の日」や、15日ごろの「七五三」、23日の「勤労感謝の日」などの行事もあり、家族でご飯を囲む機会が多い季節ですね。
鍋料理で風邪をひきにくい身体に
一日の寒暖差で風邪をひきやすいので、栄養バランスのよい温かいお料理で免疫力を高めます。
身体を冷やさないように、代謝を下げないことを心掛けましょう。
旬のイモ類を使ったおでんや、白菜やネギをたくさん入れたお鍋もおいしい季節ですね。
おすすめ食材:鶏肉、ネギ、生姜、スパイス類
【ハナビラタケを使ったおすすめレシピ】
●白菜とハナビラタケのショウガあんかけ
この時期は鍋料理やスープなど、直接身体がポカポカする料理が最適です。
白菜もしっかり煮込むとトロトロになり、さらにあんかけでとろみをつけるとさらに温かさが持続します。ショウガはしっかり熱を加えたものと、生のものを両方使うことで、身体を温め代謝を高めます。
ゆずの香りで気持ちもリセットされますよ。お子様向けには生ショウガを少なめに。
■材料(2~3人分)
ハナビラタケ 150g
白菜 150g
しょうゆ 大さじ1.5
みりん 小さじ2
ショウガ 10g
かつおだし 400㏄
片栗粉 大さじ1
ゆずの皮 適宜
■作り方
①白菜とハナビラタケは食べやすい大きさに切る。
②かつおだしに①を入れ、しょうゆとみりん、ショウガの半分量の千切りを入れて10分程度煮込む。
③仕上げに片栗粉を水で溶いたものでとろみをつける。器に盛り付け、ショウガとゆずの皮の千切りをのせて完成。
(はっぴーママ編集部 ママライターN)