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富山での子育てに役立つ
親子で楽しむ薬膳歳時記 ~1月 睦月(むつき)~
薬膳とは、季節や自分の体調に合わせた食材をバランスよく取り入れる食事方法のこと。難しいイメージがありますが、いつもの食材や調味料を組み合わせるだけでOK! 四季折々の暮らしや食材を知ることは、子どもたちの「食育」にもつながります。親子で季節の移り変わりを楽しみましょう。
このコラムでは、薬膳料理研究家の谷口ももよさんが、年中行事や旬の食材についてやさしく解説。ビタミンDや食物繊維「βグルカン」が豊富で、免疫力アップが期待できる注目のきのこ「ハナビラタケ」を使ったレシピもご紹介します!
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●1月は「睦月」
1月の和風月名は「睦月(むつき)」といいます。親戚や知人が互いに行き来し、仲睦まじく過ごす月「睦び月(むつびつき)」から転じたといわれています。
1月は元旦から7日の「人日(じんじつ)の節句」、8日の「成人の日」もあり、家族の成長とともに、今年一年の無病息災をお祈りしましょう。
●七草がゆで無病息災願う
1月7日の「人日の節句」には、無病息災を願って七草粥(がゆ)を食べる風習があります。古い中国の風習に由来する人の日は、体をいたわる日として年末年始の食べすぎをリセットするのにちょうどよいですね。
湯豆腐や白身魚のお鍋もおすすめです。消化よく、温かい物で体をあたためエネルギーを補いましょう。
●ヘルシーなもので体を温めて
1月は6日の「小寒(しょうかん)」から寒の入りとなり、20日には「大寒」を迎え、一年で一番寒い時期に突入します。しっかり体をあたためるものを取り入れてください。
旬の食材で、体をあたためるネギ、ニラ、そして白菜も体を中和してくれるのによい食材です。1月は年末年始のリセットも考えながら、あまりカロリーが高い物よりもヘルシーな物で体をあたため、エネルギーチャージを心掛けましょう。スープやお粥、お鍋などがおススメです。
【ハナビラタケを使ったおすすめレシピ】
●ハナビラタケの水餃子
ハナビラタケのシャキシャキ感と白菜の甘み、ニラの風味がおいしく、豚肉で疲労回復にも効果があります。焼き餃子だと脂っぽくなってしまいますが、水餃子だとスープ代わりにもできますね。ハナビラタケを入れると、お肉も少なくできるのでとてもヘルシーです。
■材料(2~3人分:約40個分)
ハナビラタケ 200g
白菜 200g
豚ひき肉 200g
ニラ 20g程度
ショウガ 10g
塩 小さじ1/2
しょうゆ 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2
白こしょう 少々
餃子の皮 40枚程度
つけダレ(しょうゆ、酢など) 適量
■作り方
①白菜をみじん切りにして、分量外の塩1/3程度をしっかりもみこみ、水気を切る。
②豚ひき肉に調味料、ショウガのすりおろしを入れ、しっかり練りこむ。
③②に①とニラのみじん切り、ハナビラタケを細かく切ったものを入れてよく混ぜ、餃子の皮で包む。たっぷりのお湯で3~4分ゆで、浮き上がってきたら取り上げる。
*酢やしょうゆ、ラー油などのつけダレに、お好みで細かく刻んだネギやニラを合わせると風味が増してよりおいしくなりますよ。
(はっぴーママ編集部 ママライターN)