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編集部のライターたちが
富山での子育てに役立つ
親子で楽しむ薬膳歳時記~8月 葉月(はづき)~
薬膳とは、季節や自分の体調に合わせた食材をバランスよく取り入れる食事方法のこと。
難しいイメージがありますが、いつもの食材や調味料を組み合わせるだけでOK!
四季折々の暮らしや食材を知ることは、子どもたちの「食育」にもつながります。
親子で季節の移り変わりを楽しみましょう。
このコラムでは、薬膳料理研究家の谷口ももよさんが、年中行事や旬の食材についてやさしく解説。
ビタミンDや食物繊維「βグルカン」が豊富で、免疫力アップも期待できる注目のきのこ「ハナビラタケ」を使ったレシピもご紹介します!
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8月は葉月(はづき)
8月の和風月名は「葉月(はづき)」と言います。
実際はまだまだ夏真っ盛りですが、旧暦の8月が現在の9月~10月上旬に当たることから、紅葉が進んで葉が落ちる「葉落ち月」が由来とされています。季節の移り変わりを表す「二十四節気」では、一番暑い時期である立秋(8月7日~22日ごろ)、暑さがおさまる処暑(8月23日~9月7日ごろ)を迎えます。
ご先祖様を供養する「お盆」
8月13日~16日はお盆。ご先祖様の霊をおうちに迎えて供養し、感謝する行事です。
もともとは旧暦7月の行事でしたが、新暦に合わせて今では8月に行う地域も多くなりました。
この期間はほとんどの企業が夏休みとなり、多くの人がふるさとへ帰省し、お墓参りをします。
お盆にはキュウリとナスで精霊馬を
お盆には、キュウリやナスに割りばしなどを刺して動物に見立てる「精霊馬(しょうりょううま)」を作ってお供えしてみましょう。
キュウリは馬に見立てて「あの世から早く帰ってこられるように」、ナスは牛を表し「たくさんのお土産を持ってゆっくりあの世に帰ってもらえるように」という願いが込められています。
熱を下げる夏野菜がおすすめ
精霊馬にも使われるキュウリやナスは体の熱を下げ、体にうるおいを与えてくれます。そうめんやちらし寿司などに添えて、華やかに家族団らんを楽しんではいかがでしょうか。
厳しい暑さが続くころは、体の疲れもピークに。汗で体に必要なミネラルやビタミンが足りなくなり、冷たいものの取りすぎで食欲だけでなく、消化力も低下することで、夏バテを長引かせてしまいます。
胃に優しく、しっかり栄養を補給できるもので、みずみずしいものを取るように心がけましょう。
【ハナビラタケを使ったおすすめレシピ】
●ハナビラタケのけんちん汁
免疫力アップが期待できるハナビラタケに、体の熱と水分量のバランスを整える冬瓜とゴボウ、潤いをアップしてくれる豆腐の組み合わせは栄養バランスがよく、胃にも優しい一品です。
ネバネバのナメコやオクラを入れれば、夏の乾燥肌対策にも!
■材料(2~4人分)
ハナビラタケ 100g
冬瓜 120g
ナメコ 100g
ゴボウ 1/4本程度
豆腐 1/2丁
ごま油 大さじ1
干しシイタケ 2枚
昆布 10㎝程度
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/2
生姜の千切り 少々
■作り方
①水500㏄に干しシイタケと切り込みを入れた昆布を入れ、冷蔵庫で半日以上置いて出汁をとる。
②鍋にごま油を熱し、ゴボウのささがき、皮をむいて食べやすく切った冬瓜、①で戻した干しシイタケを食べやすい大きさに切ったものを入れ、さっと炒める。
③②に①の出汁と食べやすい大きさに切ったハナビラタケを入れ、醤油、みりん、塩を加え、10分ほど煮る。2㎝角程度に切った豆腐、ナメコも入れて再度温めたら完成。仕上げにお好みで、生姜の千切りをのせる。
ハナビラタケを生産する森の環では、フリーズドライ商品「花びら茸のおみそ汁」と「花びら茸の和風スープ」をオンラインストアなどで販売中。お湯を注ぐだけで、手軽にコリコリ食感のハナビラタケを使ったみそ汁やスープが楽しめます。
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応募締め切り:8/31(木)
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(はっぴーママ編集部 ママライターN)