富山県は食材の宝庫。旬の食材を使った栄養バランスが豊富な「とやまごはん」をご紹介。親子で旬を味わおう。

県内の生産状況

県内産の旬は4月下旬～9月ごろ（6月中旬までは露地栽培。その後はハウス栽培）。南砺市福光の他、朝日町大家庄、上市町などで栽培されており、スジっぽくなく、甘くてやわらかいと人気。

含まれる主な栄養素

緑黄色野菜で、免疫力を高めるカロテンと、ビタミンC・E・B群を多く含む。アスパラギン酸はアミノ酸の一種で、疲労回復やスタミナ増強に効果あり。

 選び方や保存方法

穂先がしっかり締まっているものを選ぶ。緑色が鮮やかで全体的にハリのあるものが新鮮。鮮度が落ちるとスジっぽくなる。濡れ新聞紙で包み、ビニール袋に入れ、冷蔵庫内で立てて保存。塩ゆで後に冷凍保存も可。

 

【こどもごはん】海老とアスパラガスのピラフ風

【材料】（4人分）

• 米　2合
• むきエビ　160g
• アスパラガス　2束
• たまねぎ　50g
• にんじん　1/3本
• 乾燥ヒジキ　少々
• 塩麹・酒　各大さじ１
• バター　5ｇ
• 塩　少々
• オリーブオイル　小さじ1と1/2
• パセリ、オレガノなど　少々

★アレンジでカレー粉を入れてもおいしいよ！★

【作り方】

1. 米はといで30分ほど水に浸しておく。
2. エビは背ワタを取り除きボウルに入れ、酒をふりかけ全体に馴染ませる。
3. たまねぎ、にんじんはみじん切りにする。アスパラガスは根元の硬い部分を切り落とし、硬い皮をピーラーでむき、1センチ程度の輪切りにする。
4. 米をザルにあけ、水気を切って炊飯器に入れる。塩麹と塩を加え、水を２合の目盛りまで入れる。残りの材料をすべて加えて炊飯する。⇨大人ごはんに利用
5. お好みでパセリやオレガノを振りかけて完成。

 

【おとなごはんにアレンジ】アジアンオムライス

【追加する材料】（2人分）

• ピラフ風　茶碗２杯分
• 卵　3～4コ
• 塩　少々
• 米油　適量
• たまねぎ（スライス）　1/2個
• 塩麹　大さじ1
• アジアンソース（スイートチリソース大さじ１、トマトケチャップ大さじ１、いしるまたはナンプラー少々）

★海外の調味料を使うと味に変化がつくよ！★

【作り方】

1. ソースの材料を混ぜておく。
2. たまねぎと塩麹を和える。
3. 卵に塩を入れてほぐす。油をひいたフライパン（中火）に半量（1人分）を広げる。
4. 箸で表面を手早くかき混ぜ、火をとめる。
5. 皿にのせたピラフの上に3、2、1の順で盛り付ける。お好みで野菜などを添えてもOK！

(2018春vol.64号掲載）