LINE公式アカウント Instagram twitter facebook
LINE公式アカウント Instagram twitter facebook

Topics

編集部のライターたちが書き下ろした
富山での子育てに役立つ情報をまとめています

育児
2023.09.11

習いごとを始めたい! ピアノ、うちの子もできるかな?

子どもの成長に伴い、考えるのが習いごと。

 

なかでもピアノは昔から子どもの習いごととして人気ですが、最近では男女問わず選ばれています。
そこで、自身も3歳から13年間ピアノを習い、6歳からピアノを始めた娘を持つママである筆者が、子どもにピアノを習わせようか迷っている方の様々な疑問にお答えします。

 

 

 

 

習い始めるのは何歳からがベスト?

ピアノを弾くことを目的とすると、3歳からがひとつの目安になります。

 

それよりも年齢が低いと指の力が弱いため、鍵盤をたたくのも大変です。また、集中して椅子に座ることも難しいでしょう。

 

教室によってはピアノを弾く前段階として、歌や打楽器、体を動かすリトミックなどを取りいれ、小さい頃から音楽に触れ合えるプランもあります。
楽しみながら音楽が身近な存在になるのはいいことですね。

 

 

 

 

レッスンはグループと個人、どっちが良い?

ピアノ教室にはグループレッスンと個人レッスンがあります。

 

グループレッスンでは、先生の伴奏に合わせてみんなで一緒に弾く場面があったり、一緒に弾く人の音を聴いたり、テンポを合わせたりなど、集団の中で協力する力を身に付けることができます。
また、一緒に演奏する友達がいることは、小さな子どもにとって楽しくレッスンを続けられるきっかけとなるかもしれません。

 

個人レッスンでは、本人のレベルや性格に合わせて先生が練習曲や進め方を考えます。
体調不良や他の用事などでレッスンを休んでしまった場合でも次回のレッスンに影響しないこともメリットです。
欠席時の振替レッスンがあるかどうかについては教室によって様々なので、習い始める前に確認しておきたいポイントのひとつですね。

 

ピアノは個人で弾く楽器のため、グループレッスンで習い始めた場合も最終的に個人レッスンへ変更することは多くあります。子どもの性格や年齢に合わせてグループか個人かを選んでいきましょう。

 

 

 

 

月謝はどのくらいかかる? それ以外にもかかる費用はある?

教室によって1回のレッスンあたりの所要時間や年間のレッスン回数は様々ですが、月謝は6,000円~10,000円が相場のようです。
レッスン時間は30分~1時間と幅があるので、いろいろな教室を比べてみましょう。

 

また、楽譜やワークなどの教材費、発表会の参加費用などがあります。
発表会の衣装は、女の子はドレスやワンピース、男の子はフォーマルなシャツとズボンが多いようです。
ペダルを踏む場合は靴が重要なので、サイズのあった靴を選び、履き心地を本人からしっかり確認することが大切ですね。

それ以外にかかる費用で一番大きなものはピアノ本体の代金です。

 

 

 

 

ピアノを家に置くことはできないけど大丈夫?

ピアノを習ったからといって、自宅に大きなグランドピアノを置ける人は少ないかと思います。
多くの場合、電子ピアノかアップライトのピアノで練習しています。
どちらのピアノも値段には幅があり、新品だけでなく中古でも購入できます。
電子ピアノの場合、ヘッドフォンを利用すれば、周りに音が漏れないようにすることが可能です。
近隣の住宅への迷惑をかけず、早朝や夜でも練習ができ便利です。
ただ、電子ピアノと通常のピアノでは鍵盤の重みに違いがあり、弾き心地に差がでることもあります。
普段の練習には十分だとは思いますが、家庭の状況に合わせて選びましょう。

 

 

 

 

ピアノを習うメリットは?

小さい頃から楽器に触れ、歴史に名を残す音楽家の曲を聴くことは子どもに「きれい」「楽しい」といった感情を感覚的に身に付ける情操教育に繋がります。
また、ピアノを練習する過程で、集中したり、楽譜を暗記したりするため、それらの能力が自然と磨かれます。
学校では合唱コンクールの伴奏者に選ばれることもあります。自分の特技を友達に見せられることは子どもの自信につながるでしょう。

 

わが家の場合、私が小学生の頃には父や兄もピアノを習い始め、父とは私の結婚式で連弾しました。
私の娘も習い始めたことで、ピアノは娘へと受け継がれました。
30年以上前のピアノにも関わらず、今もきれいな音を響かせています。
私も「娘の結婚式で連弾することがあるかも」と少し楽しみに思いながら、娘を見守っています。

 

(ママライターT)