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編集部のライターたちが
富山での子育てに役立つ
「食」への興味を刺激! 子どもと一緒にクッキング
毎日、食事を考えることはとても大変!
子どもの好き嫌いが多かったり、食べる量が少なかったりと、
子育てをしていく中で食事の悩みはつきませんよね。
そこで、子どもが「食」に興味を持つきっかけづくりとして、
子どもと一緒に料理を作ってみてはいかがでしょうか? 子どもが取り組みやすい料理の行程をご紹介します。
1. ちぎってみよう !
キャベツやレタス、ウインナー、海苔など、小さな子どもが手でちぎれる食材を探してみましょう。
子どもにとって、直接食材に触れることはワクワクすること。
海苔をバリバリとちぎり、料理の最後にまぶしてもらうのも良いですし、
ちぎったキャベツやウインナーをスープにして、茹でるところを一緒に見るのも楽しいですね。
かたかったキャベツが茹でることで柔らかくなることを知ることも、子どもにとっては発見です。
2. まぜてみよう !
ハンバーグやお好み焼き、ホットケーキの材料をまぜてみましょう。
最初は力加減が分からずにこぼしてしまうことが多いので、ボウルの回りは事前に整えておきましょう。
大きなボウルを使い、汚れても片づけやすい場所で行えば、教える側もイライラしません。
年齢によっては中にいれる材料を一緒に作ることもできますが、まずは出来ることからでOK。
子どもが丸めたハンバーグは少々不格好でも焼いてあげましょう。
自分で作った料理が食卓に並ぶことはとても嬉しいものですよね。
3. つぶしてみよう !
ジャガイモやカボチャ、ゆでタマゴなど子どもの好きな食材を一緒につぶしてみましょう。
子どもは、自分が食べている料理にどんな食材が使われているかを知りません。
つぶす過程を見ることで、食材を知るきっかけになり、興味も深まります。
また、最初は味付けをせずに味見を行い、その後に調味料を足していくことも一緒にやってみましょう。
調味料を入れる過程で、塩分や糖分を取りすぎると身体に良くないことを説明していくと
入れる量を考えるヒントになります。
4. 切ってみよう !
いよいよ食材を切ってみましょう。子どもは手が小さいので、子ども用の包丁を準備してあげるといいですね。
最初に切る食材はキュウリがオススメです。かたさもちょうどよく、細長く持ちやすいためです。
キュウリを押さえる手と包丁との間に距離が取りやすいので、誤って包丁で手を切る心配が少なく安心です。
キュウリを押さえる手は「猫の手」にすることもしっかり教えていきましょう。
最初は刃物を持たせることにドキドキしてしまうとは思いますが、
子どもに「自分で出来た」といった自信をつけさせるため、口は出しすぎずに見守ることが大切。
本当に危ない時にフォロー出来るように目は離さないようにしましょう。
■子どもと料理をするときのPOINT■
1.汚れても気にしない
2.口は出しすぎない
3.目は離さない
4.気持ちと時間に余裕を持つ
5.子どもとの経験を楽しむ
子どもとの料理は、散らかったり、危なくないかを見守ったり、
ひとりで行う料理より時間も手間もかかります。大人の気持ちや時間に余裕がないと難しいので、
出来ない日は「次のお休みの日に一緒にやろうね」と言って、無理をしなくて大丈夫。
料理が子どもにとっても大人にとっても一緒に行う楽しい経験になるといいですよね。
我が家の娘も食べものの好き嫌いが多く、食育に繋がればと一緒に料理を始めました。
小さかった娘も今は小学4年生。
私が仕事から帰ってきた際、お味噌汁が出来上がっていた時はとてもびっくりしました。
さらに大きくなったら、もっとたくさんの品数を作ってくれるかも。
そんな野望を抱きながら、まだまだ一緒に料理を楽しんでいます。
(ママライターM.T)