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編集部のライターたちが
富山での子育てに役立つ
保育園生活スタート!子どもの体調不良はつきもの?
「家事育児と仕事の両立ができるかな?」
「子どもが病気の時はどうしよう?」
そんな不安ありますよね。
特に、子どもの体調不良は予測不能。でも、もしもの事態に備えて準備できることはあります。
今回は、2児の母であり仕事をもつ私が実際にしておいてよかったと思うポイントをご紹介します。
保育園症候群を知っていますか?
保育所に通い始めた子どもが繰り返し感染症にかかることを通称「保育園症候群」といいます。
入園してすぐは、子どもも慣れない環境にストレスがたまったり、体調を崩しやすくなったりします。
0~2歳児の未満児に多く、免疫がつくことで感染症になる頻度も減っていくと言われています。
私の場合、1人目の時、仕事復帰した翌月・翌々月は、子どもの体調不良のため1週間に1回休む時もあり、職場へ申し訳ない気持ちになりました。
そのストレスで自分も体調を崩してしまうことも増えていき、完全に負のスパイラルに。
この経験を生かして2人目の仕事復帰の際には、準備をしておくことで乗り切ることができました。
準備できることは5つ!
①病院は3つ見つけておこう
かかりつけの病院が臨時でお休みだった、予約がいっぱいですぐに受診できないこともあります。
そんな時に備えて、病院を3つ見つけておくのがおすすめです。
もっと言えば一度、受診して診察カードを持っておくのがベスト!
私は予防接種のときに、病院を変えて子どもが嫌がらずに通ってくれそうな病院を見つけておきました。
病院を選ぶポイントは、
☑土日に診療している
☑予約不要
☑園から家の間にある
☑薬が院内処方
など。いつでも受診できる病院を見つけておけば安心です。
②病児・病後児保育施設を調べておこう
仕事をしているとどうしても仕事を休めない。
でも周りに頼れる人がいないこともあるでしょう。
そんな時には病児・病後児保育施設の利用も心強い助けになります。
病児・病後児保育施設とは、子どもの発熱などの急な病気になった時に集団保育が困難で、家庭で保護者が看病できない場合に預けることができる施設です。
子どもの症状に合わせて3つのタイプの病児・病後児保育施設があります。
<病児対応型>
当面症状の急変はないが、病気の回復期に至っていないことから、集団保育が困難な子どもを、病院・保育園などの付設の専用スペースで一時的に預けられるもの。
<病後児対応型>
病気の回復期にあり、集団保育が難しい子どもを預けられるもの。
<体調不良対応型>
保育中に微熱を出すなど体調不良になった子どもを、通園している保育施設内の医務室などで、一時的に預かるもの。
このほかに、訪問型もあり、自宅で看病をしてもらえることもあります。
自宅や職場の近くから施設をピックアップしておくといいでしょう。
施設によって利用ルールがあるので確認も必要です。
また事前登録が必要な施設もあるので、登録しておくと利用するときにスムーズです。
とやま子育て支援ポータルサイト「とみいくフレフレ」では県内の病児・病後児保育施設を市町村別に検索できます。
https://kosodate-toyama.jp/childcare/
③体調不良時の対応を家族で話し合おう
ママだけ、パパだけが背負いすぎるとイライラの原因になることも。
職場の繫忙期が分かるのであれば、「この月は忙しいかも」などと話し合っておきましょう。
祖父母など周囲で信頼できる人がいるのであれば、子どものお迎えや預かりをお願いすることがあるかもしれないことを事前に伝えておくのがいいでしょう。
私の子どもが通園している園では、お迎え時にQRコードが必要になるため祖父母に共有して、お迎えのルールも伝えておきました。
④職場でのコミュニケーションを大切に
お休みするのは悪いことではありません。「お互い様」という言葉もありますが、お休みをしたらその分フォローしてくれた同僚へ自分がフォローする。出社したら、感謝の気持ちを述べることでお互い気持ちよく仕事ができたらいいですね。
職場ではリモートワークができるか? などを事前に確認しておくのもおすすめです。
有休があとどのくらい残っているのか。職場の制度は? 申請に必要な書類は?
などあらかじめ調べておくといざというときに焦らずに対応できます。
また、仕事を休むことが分かった時点で早めに連絡することも大切。早めの「報・連・相」を心がけましょう。
⑤登園基準を知っておこう
園の登園基準を知っておきましょう。
また、感染症の中には、登園停止になるものもあるので把握しておきましょう。
登園許可証が必要になることもあります。
対応に悩んだらかかりつけ医や園に相談して判断を仰ぎましょう!
まとめ
今回のポイントは5つ。
・病院は3つ見つけておこう
・病児・病後児保育施設を調べておこう
・体調不良時の対応を家族で話し合おう
・職場でのコミュニケーションを大切に
・登園基準を知っておこう
備えあれば憂いなし!
準備や知識をつけておけばいざというときに、焦らずに対応できますよ。
はっぴーママでは、健康相談室のページもあります!
キッズやベビーの症状別の対応を県内の先生がまとめてくださっています。
対応に迷ったときの参考にしてくださいね。
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