子どもはお手伝いが大好き！　でも忙しいママにとってはちょっとした悩みどころ。だったら、時間がある休日のランチづくりはいかが？　見守りのコツをおさえて、親子でチャレンジしてみよう。

含まれる主な栄養素

B-カロテン、カルシウム、葉酸などの栄養素を多く含むのは葉の部分。葉も一緒に食べるとGood！

 MEMO

冬から春にかけて収穫される大根は甘くてみずみずしいので、煮物などにおすすめ。一方夏の大根は、辛味が強いので薬味として重宝する。県内産では、魚津市を中心に栽培されている、キメが細かくすべすべな新川だいこんが「美人だいこん」として有名。

 

【和食屋さんの大根まんぞくプレート】

 

【まぶす・やく】大根と豚バラ肉の照り焼き（所要時間50分）

【材料】（2〜4人分）

• 大根　 1/2本
• 豚バラ肉（焼き肉用）　300ｇ
• 小麦粉　適量
• 合わせ調味料（だし汁300ml、 濃口しょう油100ml、みりん100ml、砂糖30ｇ）

【作り方】

1. 大根の皮をむき、5センチ程度に切る。下ゆでしてから型で抜く。
2. 1と豚バラ肉にそれぞれ小麦粉をまぶす。
3. フライパンに油を引き、大根を並べ、次に豚バラ肉を並べる。両面をこんがり焼く。
4. 3に合わせ調味料を投入し、煮詰める。大人は和がらしで食べるのもおすすめ。

 

★ママの見守りポイント★

小麦粉をまぶすときは、周辺が多少汚れても許してあげて。焼くときは触ってはいけない場所を一緒に確認して。油はねにも注意。

 

 

【すりおろす】小カブの和風スープ（所要時間20分）

【材料】（4人分）

• 小カブ　1個
• だし汁　400ml
• 塩　適量
• 薄口しょう油　少々
• みりん　少々
• 片栗粉　適量

【作り方】

1. 小カブの皮をむき、すりおろす。
2. だし汁に、塩、薄口しょう油、みりんを加え味をととのえる。
3. 2に1を加え、水溶き片栗粉でとろみをつけて完成。大人は黒こしょうを加えても。

 

★ママの見守りポイント★

すりおろすときは、「小さくなったら替えようね」と声をかけ、手をすらないように注意。残ったカブは他の料理に使うのもGood！

 

 

【しぼる】季節野菜のマヨ胡麻和え（所要時間15分）

【材料】（4人分）

• ほうれんそう　2株
• 卵　2個
• ツナ缶　1缶
• マヨネーズ　適量
• 薄口しょう油　適量
• すり胡麻　適量

【作り方】

1. ほうれんそうをゆでて水にさらし、軽くしぼる。食べやすい大きさに切り、ぎゅっとしぼる。
2. 卵をゆでてつぶす。ツナ缶は油を切っておく。
3. マヨネーズ、薄口しょう油、すり胡麻を混ぜ合わせる。
4. 1.2.3を混ぜ合わせて完成。大人は一味唐辛子をふりかけても。

 

★ママの見守りポイント★

しぼる動作は手指に力を入れるので難しいけれど、成長に必要な動作。できなくても危険がないので、ぜひやらせてみて。

(2019春vol.68号掲載）