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編集部のライターたちが
富山での子育てに役立つ
2020.07.22
【教えてパパ先生】vol.3
ママもパパも育児はわからないことだらけ!パパからの悩みを先輩パパである小崎先生に聞きました。
ママは読んでスッキリ、パパは読んでなるほどなアドバイスです。目指せかっこいいパパ!
子ども3人を平等にしかるには?
つい一番下を甘やかしてしまいます。(3匹のパパ)
「平等」と「公平」は同じですか?
子どもたちはそれぞれ違いますよね。もちろん性格もですし、年齢によって求めるものや、またそれに合わせて親が与えることも。それぞれ違いがあるのに、全く同じことをしてあげる必要はないのです。
それではどうするのか?
「公平」を意識しましょう。公平というのは「必要なときに必要な分を与える」ということです。一番下が甘えるのはとても自然なことです。小さいのだから。だから今は一番下に手をかけましょう。
しかし同時に、直接でなくても上の2人にも「あなたのことを大切に思っているよ」というメッセージをたくさん伝えましょう。少し大きくなると直接的な関わりではなく、想いや気持ち、感謝を丁寧に伝えることで満足してくれますよ。
一、無理な平等ではなく公平を
一、幼子には直接の関わりを大切に
一、上の子には気持ちの関わりを大切に
(2016春vol.56号掲載)
小崎 恭弘
兵庫県西宮市公立保育所初の男性保育士として勤務後、大学で保育士・教員養成に携わる。NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問。
専門分野:児童福祉・子育て支援・保育学
主な著書:『わが家の子育てパパしだい!』『パパルール』『男の子の本当に響く叱り方ほめ方』『きょうだいの育て方』『お母さんのための「くじけない」男の子の育て方』『あ~、また言っちゃったがなくなる 男の子ママの言葉かけ便利帳』