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編集部のライターたちが
富山での子育てに役立つ
2022.03.29
【教えてパパ先生】vol.12
ママもパパも育児はわからないことだらけ!パパからの悩みを先輩パパである小崎先生に聞きました。
ママは読んでスッキリ、パパは読んでなるほどなアドバイスです。目指せかっこいいパパ!
僕はもともと口が悪い方で、子どもに対しても口が悪いのでママは呆れています。口の悪さはなかなか直らず・・・子どもに影響はありますか?(ゆいパパ)
アメリカ人は3歳の子どもでも英語を話します。あれだけたくさん習ったのに、僕なんか英語は話せません。中国の子どもは自然と中国語を話すようになります。もちろん子どもたちにすれば当たり前のことですが、冷静に考えてみるとすごいことですよね。つまり子どもたちは周りの環境のすべてを自分の中に取り入れて成長をしていきます。当然言葉遣いもです。
パパの質問に対する答えは「とても影響があります」ということになります。
そして言葉は単に単語の意味だけではなく、その背景にある価値観や思いも含めて伝わっています。
「乱暴な言葉遣い」の背景には、相手に対するぞんざいな気持ちや意識はないですか? 言葉を使う人の気持ちの表れです。どんな気持ちを子どもに伝えたいのかを考えてみて、子どもの前での言葉遣いを意識してみましょう。
一、 言葉はその人を表す鏡!
一、 子どもは親を見て育つ!
一、 子育てに丁寧さを!
(2018秋vol.66号掲載)
大阪教育大学准教授 小崎 恭弘先生
保育士として勤務後、大学で保育士・教員養成に携わる。過去に3度の育休を取得した経験を持つ。NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問。
主な著書:『わが家の子育てパパしだい!』『パパルール』など