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編集部のライターたちが
富山での子育てに役立つ
2021.09.21
【教えてパパ先生】vol.10
ママもパパも育児はわからないことだらけ!パパからの悩みを先輩パパである小崎先生に聞きました。
ママは読んでスッキリ、パパは読んでなるほどなアドバイスです。目指せかっこいいパパ!
娘から小馬鹿にされ、注意するも反論されるのでどうしたら良いのかわかりません。 (りおパパ)
最近、パパが優しくなってきています。それはとても素敵なことです。以前は「地震・雷・火事・オヤジ」と怖いものの代表とされてきていたのですから。
しかし同時に、ちょっと優しすぎる傾向にあります。子どものことを思って優しいのだと思いますが、すべてに優しいだけが良いのではありません。子どもには優しさを軸としながらも、強さや厳しさも時には必要なものです。小馬鹿にされるにはそれなりの理由があり、またそのことにより注意が受け入れられない関係性が出来上がっているのではないでしょうか?
簡単に言うと「尊敬されていない」ということです。
パパとして、人としてかっこいいところ、憧れるところ、真似したくなるところを作ってください。人は話の内容ではなく、話している人に対する感情で動きます。パパ頑張って!
一、 人としての価値を高めよう!
一、 子どもに尊敬されるところを作ろう!
一、 普段から会話をしよう!
(2018春vol.64号掲載)
大阪教育大学准教授 小崎 恭弘先生
保育士として勤務後、大学で保育士・教員養成に携わる。過去に3度の育休を取得した経験を持つ。NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問。 主な著書:『わが家の子育てパパしだい!』『パパルール』など