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編集部のライターたちが
富山での子育てに役立つ
2021.04.13
【教えてパパ先生】vol.07
ママもパパも育児はわからないことだらけ!パパからの悩みを先輩パパである小崎先生に聞きました。
ママは読んでスッキリ、パパは読んでなるほどなアドバイスです。目指せかっこいいパパ!
子どものやることを先回りしたり、急かしたりしてしまいます。 (ヒロシ)
最近している講演会のテーマは、「子どもの負けない力を育てる」です。
今の子どもたちが打たれ弱かったり失敗を過度に恐れたりする傾向に見えるのを、少し不安に思いこの話をしています。
このテーマで言いたいのは「子どもがうまくこけられるように、負けられるように育てる」ということです。失敗をしないのがよいのではなく、うまく失敗して、そして自分で力強く立ち上がればよいのです。
どうして先回りしてしまうのですか? 急がないといけない理由は? 親がそれをしてしまうと子どもたちの育ちの中で、子ども自身のペースや判断などが認められません。大人が子どもの失敗を気に入らないから。そうではなく、彼らを信じて待ってあげましょう。必ず成長しますから。
一、 子どものペースに合わせること!
一、 子どもの失敗を認めること!
一、 子どもの成長を信じること!
(2017夏vol.61号掲載)
大阪教育大学准教授 小崎 恭弘先生
保育士として勤務後、大学で保育士・教員養成に携わる。過去に3度の育休を取得した経験を持つ。NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問。
主な著書:『わが家の子育てパパしだい!』『パパルール』など