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編集部のライターたちが
富山での子育てに役立つ
2020.12.15
【教えてパパ先生】vol.05
ママもパパも育児はわからないことだらけ!パパからの悩みを先輩パパである小崎先生に聞きました。
ママは読んでスッキリ、パパは読んでなるほどなアドバイスです。目指せかっこいいパパ!
娘の遊び(おままごとなど)に付き合うのがしんどいのですが…。(ぱぱこ)
その感覚よくわかります。なぜそんな感じになるのか少し考えてみましょう。
僕も保育士をしていた頃、よく女の子たちにままごとに誘われました。もちろん仕事なので頑張ります。しかしいまひとつ感情移入ができない。なぜか? 僕は男三人兄弟で育ち、幼少の頃からままごとをしたことがないのです。
つまりままごとの面白さが実感として体験としてないのです。遊びは感性の活動です。その根底には面白さの原体験が必要です。そこが欠如しています。
パパにできるアドバイスは二つ。ままごとの真の面白さを追求する。コスプレに走るなどです。
もう一つはままごとは諦めて、自分の本当に楽しいと思う遊びに引き寄せることです。
どちらにしても、パパが本当に面白いと思わないと楽しさは伝わらないですよ。「子どもだまし」は子どもには通用しません。
一、子どもとは本気で関わるべし
一、 パパが楽しいと思うことが一番
一、 仕事ではないので、愛想付き合いはやめる
(2016冬vol.59号掲載)
小崎 恭弘先生
兵庫県西宮市公立保育所初の男性保育士として勤務後、大学で保育士・教員養成に携わる。NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問。
専門分野:児童福祉・子育て支援・保育学
主な著書:『わが家の子育てパパしだい!』『パパルール』『男の子の本当に響く叱り方ほめ方』『きょうだいの育て方』『お母さんのための「くじけない」男の子の育て方』『あ~、また言っちゃったがなくなる 男の子ママの言葉かけ便利帳』