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家事・育児シェアがうまくいく5ステップとスタイル

共働き世帯や核家族での子育て世帯が増える中、「家事・育児の分担」に悩む家庭は少なくありません。
今回は、家事・育児シェアがうまくいかない理由を整理し、無理なく続けられる考え方と具体的な進め方を紹介します。

モヤモヤとすれ違いを減らし、自分たちに合うスタイルを見つけよう

はっぴーママ読者のアンケート結果によると、2019年よりも家事や育児の分担・シェアができていると感じている家庭は増えています。
それでも、「なんだか自分ばっかり頑張ってない?」と感じる人が多いのも事実です。
特に子育て中の家庭では、子どもの成長や夫婦の働き方の変化によって、家事・育児の形は変わっていきます。

「決めたら終わり」ではなく、「合わなくなったら調整する」前提で考え、家事・育児シェアをアップデートしていくことが大切です。

家事・育児シェアは、作業を分けることが目的ではありません。
お互いの考え方や情報を共有し、すれ違いを減らしていくためのものです。
使える時間や得意なこと、家族の状況などは人それぞれ違います。
大切なのは、自分たちに合っているかどうか。

今回は、言語化しにくいモヤモヤの原因を整理するヒントとして、「家事・育児シェアの5ステップ」と「家事・育児分担の3タイプ」を紹介します。

家事・育児シェアがうまくいかない理由は「すれ違い」

家事・育児シェアがうまくいかないと感じる原因は、どちらかが怠けているからでも、思いやりが足りないからでもありません。
多くの場合、お互いの考え方や前提が共有されていないことで、すれ違いを生んでいます。
まずは、そのズレを小さくするための5つのステップを見ていきましょう。

家事・育児シェアを進める5ステップ|分担がうまくいく考え方

ステップ① どう暮らしていきたいのか、語り合おう

家事・育児の話し合いというと、「誰が何をやるか」から入りがちです。
でも、その前に大切なのが、どんな暮らしをしたいのかを共有すること。


平日はラクに回したいのか、休日は家族との時間を大切にしたいのか。
この方向性が共有されていないと、同じ行動でも満足度が分かれてしまいます。

雑誌やドラマ、映画など、目に見えるもので暮らしのイメージを共有すると、言葉だけでは気づけなかった価値観が見えてくることもあります。

ステップ② 家事も育児も、お互いの「自分事」にしよう

「手伝う」「頼まれたらやる」という関係では、どうしても考える役割がどちらか一方に偏りがちです。


家事も育児も、家族の生活を回すためのもの。
自分事として捉える意識があるだけで、声かけや行動のタイミングが変わってきます。

同じ時間に別々の家事を進める「パラレル家事」は、「どちらかだけが頑張っている」という感覚を減らす工夫の一つです。

ステップ③ 家事・育児を見える化をしよう

掃除や洗濯、食事の準備などは、行動として分かりやすい家事です。
一方で、予定管理や食品・日用品の在庫確認、交換などは家事負担として認識されにくい“名もなき家事”です。

まずは、日常の家事・育児の現状を書き出し、「どちらが担っているか」「どちらが把握しているか」を整理してみましょう。

“気づいていなかった負担”が見えるようになるだけでも、話し合いの土台が整います。

ステップ④ 家事言語を統一しよう

「トイレ掃除」「洗濯」といった言葉でも、人によってイメージは違います。
たとえば「ゴミ捨て」。
袋を持って捨てに行くことだと思っている人と、分別や回収日管理まで含めて考えている人とでは、負担の感じ方が大きく異なります。


5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)で整理すると、認識のズレを防ぎやすくなります。

ステップ⑤ 情報共有を仕組み化しよう

予定やタスク、決めなければいけないことなどの情報が共有されていないと、すれ違いの原因になります。
「言わなくても分かるはず」ではなく、“分かるように伝える”ことが大切です。
スケジュールやタスク管理アプリなど、共有しやすい方法を決めておくのもおすすめです。

家事・育児の分担タイプ|自分たちに合うスタイルはどれ?

家事・育児に対する意識や使える時間は家庭ごとに違います。
大切なのは、「今の自分たちに合っているかどうか」です。

トップダウン型

家事・育児の得意な人が全体を管理し、もう一方がサポートするスタイル。
スキルに差がある夫婦に向いています。

プロジェクト型

項目ごとに主な担当を決めて進めるスタイル。
家事・育児に使える時間帯が異なる夫婦に適しています。

スクラム型

優先順位や状況に応じて臨機応変に対応するスタイル。
お互いがある程度、家事・育児を担えることが前提です。

家事・育児の話し合いがうまくいかないときの対処法

まずは相手の話を最後まで聞くこと。
感情を溜め込まず、解決策を一緒に探ること。
それだけでも、話し合いの空気は変わります。
また、2人とも苦手なこと、どうしても手が回らないことを家庭内だけで解決しようとすると、どこかで無理が生じます。

家電や家事代行、公共サービス、周囲のサポートなど頼れるものも活用していきましょう。手抜きではなく、暮らしを回すための立派な選択です。

また、はっぴーママオリジナル「家事・育児シェアシート」もオススメ。

得意・不得意を書き出し、お互いを改めて理解するきっかけになったり、誰が何をどのくらい行っているかを項目ごとに色分けしたりすることで、現在の状況を分かりやすく整理できます。

それらを活用し、家族の家事リストを作成してみましょう。

まとめ

家事・育児シェアは、一度決めたからといって終わりではありません。
子どもたちの成長や家族の生活の変化に合わせて、
その都度「今の私たちにとって無理がないか」を軸に見直していきましょう。

(はっぴーママ編集部 ママライターS.H)